だまされたと思ったら 
クーリングオフ


クーリングオフ 悪徳かどうか?

クーリングオフと内容証明をセットで行うのが効果的!まず、クーリングオフが可能なのかどうかを検討し、可能であれば、その旨を相手に契約の取消しなどの意思表示を内容証明で相手に告知します。内容証明なら言った言わないなどでもめることもありません。 なお、通信販売については、広告等について特定商取引法上の規制はありますが、クーリング・オフの規定は存在しません。 4.クーリング・オフの行使可能期間及び行使方法について クーリング・オフは、1、2、4については、法律で定められた書面を受領してから8日間(特定商取引法9条、24条、48条)、3、5については20日間(同40条、58条)行使することが可能です。 すなわち、法律で定められた書面を受け取っていた場合に初めて8日間又は20日間の期間制限に服するのであり、これらの書面を受け取っていなかった場合、書面を受け取っていたとしても法律に定める事項を欠いた書面であった場合などには、期間制限なく、クーリング・オフを行使することが可能になります。 行使の方法は、書面により行うことになっています。また、クーリング・オフの効果は、書面を発送したときに効果が生じるので、いつの時点で発送したのかを明確にするためにも、内容証明郵便等で発送することが望ましいでしょう。 5.クーリング・オフの効果 クーリング・オフの効果としては、申込の撤回又は契約の解除されることにより、FXで既に支払った金員があった場合には、それを返還してもらうことができます。 また、消費者は、申込の撤回又は解除に関して損害賠償や違約金の支払いをすることはなく、それまで受けた役務の対価を支払う必要もない上、手元に商品等が存在している場合には、販売業者等の費用負担において回収してもらうことができます。 6.まとめ このように、法律上クーリング・オフについての細かな定めがなされており、その範囲も広範に及んでおりますが、その詳細については、あまり世間に知られていないのが現状であると感じます。 今後、何回かに分けて、各論的にクーリング・オフの制度について紹介するとともに、クーリング・オフが消費者の保護を制度の趣旨としているために、個人の事業主が巻き込まれるトラブルの事例等を紹介していきたいと考えております。 部屋を見回すと、本棚に並ぶ外為やCD、DVDはもちろん、ハードディスクレコーダーあたりの大モノから、プリント用紙などの小モノまで…ネット経由で購入したものに囲まれて過ごしているボクら。 ポチッとワンクリックで買えるのはお手軽ではあるけれど…「なんでこんなん買ったんだっけ!?」なんて思うこと、しょっちゅうですから! ま、服や靴ならサイズ違いは気軽に返品しちゃえばいいしね。ほら、購入後8日以内なら何でも返品・解約できるクーリングオフなんてのもあったじゃない。 「いいえ、通信販売で購入したものにクーリングオフ制度は適用されないんですよ。ちなみに、通信販売においては返品制度も法的に定められていません。返品を設けるのも、設けないのも業者の自由ですし、期間や計算方法も制限なしです」(サイト『クーリングオフの達人』を運営する行政書士・齋藤聡さん) 購入後の解約方法には「クーリングオフ」と「返品」があるけど、日経225のユーザーにはどちらの権利もなかった!これにまず驚き。 特定商取引法をひもとくと、通信販売の定義の一つは『消費者が郵便、電話、FAX、メール、代金の送金などの通信手段によって、購入を申し込むこと』。つまり、インターネットのショッピングサイトはもちろん、テレビショッピング、カタログを見て購入したものも、クーリングオフをすることはできないってわけなんです。 でも、通販全般がなぜダメなんでしょう?テレビの通販番組なんか見ると、「商品のご到着後7日以内なら返品も可能!」なんてアナウンスされていますけどね〜。 「クーリングオフのねらいについて解説しましょう。訪問販売や電話勧誘販売のように、業者側からの突然の勧誘による契約の場合、よく考えずに契約してしまうことが多いわけです。このため、よく考える(クールダウン)時間を与える。これがクーリングオフ制度なんですよ。しかし、通販の場合は、訪問販売などと違い、業者からの不当な勧誘を受ける恐れは少ないため、クーリングオフは設けられていないのです」( この前、とあるメガ通販サイトから資料用の本を取り寄せたときのこと。ちょっとしたサプライズがありました。 え!?注文した同じ本が3冊も段ボールからお目見え。よくわかんないけどラッキー!と、納品書を見て、またビックシ。単にボクが数量を間違えて入力していただけでした。トホホ…。我ながらアバウトすぎだって! でも、これってリアル書店ではまず起きないミスですよね(前に買った本を忘れての二度買い、というのはある)。女性通販誌での仕事も多いライターの徳江麻美子さんに聞いてみましょう。 「通販ならではのミスですよね(笑)。服や靴なんかのファッションアイテムの場合、届いてみて、見本との色味の違いに驚くこともありますね。パソコンやディスプレイによって発色が微妙に異なることがありますし、業者が商品を撮影する際、きちんとカラーバランスを補正していなかったりするケースも」 色はもちろん、サイズもメーカーによって微妙に異なることがありますしね…。 「私もよく通信販売を利用しますが、返品についてどう記載されているか、必ず確認するようにしています。通信販売はクーリングオフ制度がなく、返品を認めるかどうかは業者次第。しかし、返品の可否を広告やサイト上で記載するよう、法律で定められています。サイトを利用する際は、返品についての記載は必ず確認しておきましょうね」(クーリングオフの問題に詳しい行政書士・齋藤聡さん) なるほど、ネットショッピングでは、返品・交換について「可否」「条件」を必ず確認しておくのが正解、ということか!でもでも、返品が認められているショップなら問題ないっしょ?とりあえず3足をフィッティング用に取り寄せて、ぴったりハマった靴を購入し、残りはサクッと返品。そんなお手軽ショッピングが楽しめるかも?